2010年7月1日

レイサ・ゴンザレス

Rasah Gonzales

もし、熱狂と情熱が感染症ならば、皆でそのレイサ・ゴンザレス病に感染して治療法が現れないことを望みませんか?この感染症の回復には誰も手助けをすることができませんが、レイサの眩しい笑顔と陽気な性格の前ではとても幸せな気分になれるでしょう。

レイサはアメリカ、テネシーにあるエンバシー・スイーツ・ホテルでホスピタリティー・セールスとマーケティング担当として活躍していました。彼女が担当していたセールスとイベント企画の経験は、組織の資金調達活動に有効な経験となりました。

レイサは「小さなヘルパー」として兄弟に認識されていたように、子どもの頃から社会貢献に対して強い信念をもっていました。レイサはこの献身的な精神を胸に、夫であるランディの日産への転勤を機に来日しました。レイサは「私は成人としてこの役割を広げてきませんでした。私は人生のどの場面においても大好きな人助けをしていきたいと思っています。」と語っています。

レイサの履歴書のボランティア経歴は目を見張るものがあります。ヘリテージ財団に始まりセカンド・ハーベスト・トゥー・ハビタット・フォー・ヒューマニティそしてタイラー基金の名前が来るのです。現在レイサはタイラー基金で資金調達のボランティア・スタッフとして活動しています。レイサは「マークとスポンサーとのミーティングに同席した時、キムとマークはタイラー君との思い出を基に、素晴らしい活動を作り上げたのだと思いました。」 と話してくれました。

マーク・フェリスはレイサを「 2009年の資金調達イベントにそよ風、活気そして素晴らしいアイデアを運んで来た人」と称賛しています。加えて絶対に諦めないスタイルはタイラー基金の資金調達イベントを新たなステージへと押し上げました。そしてレイサは2010年の資金調達イベント、ラインストーン・カウボーイ・エキストラバガンザを中心となって企画しています。レイサは「ラインストーン・カウボーイ・エキストラバガンザの企画は本当に興奮します。私たちは過去のイベントとは違うものを作り上げたいのです。参加者がタキシードやドレスからカウボーイ・ハット、デニムそしてダイアモンドに着替えて楽しんでもらいたいのです。 注意: スクエア・ダンスはおこないません!

それにしても、レイサはどうしてタイラー基金にここまで献身的なのでしょうか?レイサさんはこんな話をしてくれました。

「ある日、タイラー基金の真理子(新井、スポンサーシップ)から『ミス・ユニバース・ジャパンがシャイン・オン!ハウスを訪問し、子ども達とエコバックを作り、その後ファッション・ショーをするので一緒に来ませんか』と声をかけられました。そこにピンクの服を着て、ピンクのスカーフを被った大きな目をして、ニコニコした女の子がいました。私が日本人ではないとわかると直ぐに英語で挨拶し、私の着ている服が好きだと話してくれました。そして次の質問は『どの色が好き?』勿論ピンクよ!と答えると私達はとても仲良しになりました。皆さんは変に思うかもしれませんが、正にこの時、タイラー基金に恋をしてしまったのです。女の子は1日の大半を病院で過ごしているにもかかわらず、彼女の笑顔はとても素敵でした。タイラー基金は彼女の手助けをしている、彼女が遊んでいるこの瞬間は献身的なスポンサーの寄付のお陰で成り立っているのです。」

レイサは奉仕活動を良く知っています。「時に誰かの情熱は人から人へと広がり、私も飛び込んでいきました。多くの団体は素晴らしい活動をしていますが、最終的にはビジネスなのです。タイラー基金とそのプログラムを学び、利益の為の活動ではなく小児がんの子ども達とその家族の為、それを支えるプログラムの為の活動なのだと深く理解しました。」

レイサとランディーは、11月に家族が増えて、初めて「親」になるそうです。東京の自宅にはオスカーとマチルダの2匹の猫と沢山の魚(沢山卵を産むので増えてしまいました)は新しい家族の為にスペースを明け渡さなければいけません。レイサは家のルーフにあるガーデニングを楽しみ、そして東京で暮らし始めて18カ月で12カ国を旅行しました。「私はキャンパスに向かうのが、芸術が大好き。」そしてキム・フォーサイスは言います「仕事も遊びも一生懸命なレイサが大好きです!そしてタイラー基金の為の惜しみない努力に心から感謝しています。次の旅行の話を楽しみに待っています。」