2019年5月29日

ファシリティドッグのアニーがメラニア・トランプ米大統領夫人と安倍昭恵内閣総理大臣夫人に面会しました!

シャイン・オン・キッズの理事長キンバリ・フォーサイス及びファシリティドッグ・アニーとハンドラーの森田優子(神奈川県立こども医療センター配属)は、5月27日、迎賓館にて、安倍昭恵内閣総理大臣夫人お立ち会いのもと、アメリカ合衆国 のメラニア・トランプ大統領夫人に面会しました。

アメリカ出身の理事長のフォーサイスが、約16年前、日本在住の際に息子のタイラーを白血病で亡くした事をきっかけに日本の小児がんや難病の子ども達をサポートするNPOを立ち上げた経緯、アメリカ発のファシリティドッグ・プログラムにより日本の入院中の多くの子ども達を支えていること、さらにこれまで日本在住の多くのアメリカ企業やアメリカ人コミュニティからの寄付を元に、静岡県立こども病院に日本で初めて導入したこと、などをご説明しました。

また過去に小児がんや難病のために静岡県立こども病院及び神奈川県立こども医療センターに入院し、初代ファシリティドッグのベイリーや現役のアニーに支えられた元患者様3名も同席しました。ファシリティドッグがいたことで入院生活が前向きになり勇気を持って病と闘うことが出来たとメラニア夫人にお伝えしました。

メラニア・トランプ大統領夫人
写真提供:外務省 https://www.mofa.go.jp/mofaj/na/na1/us/page4_004999.html

面会中には、看護師資格を持つハンドラーの森田優子がハワイ州で過去3回研修を受け日本で活躍していることもあり、アメリカ・ハワイ州の育成団体からの多大なる協力に感謝の意を表しました。

ハワイ州のアシスタンス・ドッグス・オブ・ハワイでトレーニングを受けたアニー

今回の面会に関して理事長のフォーサイスは以下のように述べています。
「メラニア・トランプ大統領夫人との面会の機会をいただき誠に光栄です。団体を代表して心より感謝申し上げます。またこのような機会を作ってくださった安倍総理夫人と関係各所の皆様にも深謝致します。両国のファーストレディーとの面会をきっかけに、両国民及び世界中の方々にこのファシリティドッグの素晴らしさに関心を持っていただき、ご支援いただければ幸いに思います。シャイン・オン!キッズは、今後さらに多くの小児がんや難病の子ども達とその家族をサポートするよう尽力致します。日本国内だけでなく、アメリカ及び世界中でファシリティドッグが認知され闘病中の子供達に少しでも笑顔が届きます事を願います。」

ファシリティドッグとは

病院に常勤して医療チームの一員として働けるように、専門的なトレーニングを受けた犬です。 看護師経験のあるハンドラーとペアになって活動し、単なる患者との触れ合いにとどまらず、小児がんや重い病気の治療にも関わっています。続きを読む。

後列左より ハンドラー森田優子、鈴木恵子 前列左より ベイリー、アニー、ヨギ