2007年8月1日

雑誌「SEVEN SEAS」に理事長インタビュー掲載

写真は、2006年タイラー基金の資金集めイベント「エクストラバガンザ」に参加してくださった
世界的に有名なクリケット選手と、ミス・ユニバースの知花くららさん

雑誌「セブンシーズ」2007年7月20日発売の第228号で、理事長キンバリー・フォーサイスのインタビューが掲載されました。

With Charitable Spirits いつも心に花束を

2006年6月、タイラー基金は創設されました。
息子タイラーを小児がんで失ったあと、悲しみに暮れ、毎日泣いてばかりいるキムにある日、夫であり父親であるマークが「エネルギーを良い方向へ使おうよ」と言ったのがきかっけでした。
タイラー君の母親であり基金創設者のキンバリーは、「タイラーが私に“マミー、これはやらなきゃいけないよ”と後押ししてくれたような気がします。」
2006年9月には最初の大きなイベント「スポーツ・エクストラバガンザ2006」を開催。南アフリカ、インド、そして本場イギリスから世界的に有名なクリケット選手を招き、クリケットやゴルフ、ディナーパーティーを実施。イベントは大成功をおさめ、経費を差し引いても3000万円が残りました。そのあと、インターナショナルスクールでのチャリティーオークション、2007年2月に行われた東京マラソンでランナーへのスポンサーを務めるなどして資金集めができ、本格的な活動への足掛かりを得たのです。
 2007年4月からタイラー基金は、国立成育医療センターに入院する子どもたちやその家族の相談に乗るカウンセラーを招くことに成功しています。キンバリーは言います。
「資金を集めることも重要ですが、それと同時に小児がんの子どもたちの存在を多くの人に知ってもらうことや、チャリティに対する意識そのものを高められたらと思うのです。私たちの活動が、困っている誰かのために何か手助けができないかと、立ち止まって考えるきっかけになれば嬉しいです。」
 辛い闘病生活でも命あるかぎり輝き続けてほしい―その想いが、次第に形になってゆく。

Shine On ! ~輝き続けよう~ byキンバリー・フォーサイス