2011年7月21日

ブレヒチュ・ズゥト・ヴィアスス

ブレヒチュ・ズゥト・ヴィアススさんと娘アラナちゃん

ブレヒチュ・ズゥト・ヴィアススさんは才能あふれるデザイナーです。タイラー基金設立当初からデザインワークを引き受けていただいてきました。ロゴやブランド・アイデンティテイー、初期のウェブサイト、様々なポスター、リーフレット、チラシを洗練されたデザインで作り出してきました。ギリギリのタイミングでお願いした様々なアイテムのデザインも引き受けていただきました!彼女のデザインワークは、海外の皆さんや日本の支援者の方々から高い評価を受けています。

ブレヒチュさんは、近々ご家族とともにオーストラリアに引っ越すため、東京にいる私たちはとても寂しくなります。短い記事ですが、彼女が誠心誠意を尽くしてご協力いただいたことに感謝の意を表し、はなむけとさせていただきたいと思います。

デザイナーはそれぞれ個性がありいろいろな方がいらっしゃいますが、ブレヒチュさんと仕事ができたことはとても大きな喜びです。私が彼女のデザインで好きなところは、タイラー基金のブランディングにおいて、一貫して「子どものような愛らしさ」とフレッシュさを保っているところです。(タイラー基金 理事長 キンバリー・フォーサイス)

SAI Inc.のダンカン・マッキンタイアとのインタビューで、タイラー基金との関わりについてブレヒチュさんはこう語りました。

タイラー基金のロゴ制作プロジェクトに取り組むことは、私にとって素晴らしいことになる予感がしていました。

私たちは明るく元気にあふれるブランドを作り上げたいと思いました。タイラー君が好きそうなものについてキムに聞いてみると、星を提案されました。そこで、星に笑顔を付けることにしました。
まずはロゴとシンプルな事務用品からスタートし、まもなくウェブサイトも手がけました。ウェブサイトは最近リニューアルされて、とても充実しています。私たちの目標はプロフェッショナルなクオリティのものを生み出すことで、それは達成できたと思います。リーフレットやイベント、動画やその他のコミュニケーションにより、タイラー基金のブランドは成長しています。また、ロゴで表現されているイメージは明るく、ハッピーなものです。子どもっぽいのではなく、子どもらしいのです。

タイラー基金のお手伝いをするのはとても楽しいことです。タイラー基金はボランティアや募金をしていただいた多くの人たちのあらゆる支援に対し、ものすごく感謝しています。私は子を持つ母親なので、子どもたちを助ける仕事にとてもやりがいを感じていました。日本にはこのような組織が本当に必要だと思います。私に刺激を与えてくれ、私からも刺激を与えられるクライアントと仕事がするのが好きなのです。タイラー基金の方々には愛と情熱があり、間違いなく私に刺激を与えてくれました。私は家族とオーストラリアに引っ越します。私のこれからの活動はまだ決めていませんが、子どもたちに関わる活動もいいかもしれません。これからもタイラー基金のお手伝いができることを楽しみにしています

ブレヒチュさんは今後もデザインの分野でご活躍を続けます。ブレヒチュさんやお仕事の詳細については www.brechtjezoet.com をご覧ください。